木通
あけび異読 アケビ
名詞
標準
chocolate-vine (Akebia quinata)
文例 · 用例
中には指で殻を割ってみたら、まだおいしそうな果肉が案外、秘まっている女かも知れないと、蔓さきの木通の実を見付けたような笑いを泛べて近寄って来る男どももあります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
吉原へ行けばなんでも勝手なものが食える――それを知りながら彼は並木通りの小さな茶漬屋の暖簾をくぐった。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
わたしたちは、並木通りを片っぱしから乗り尽して、処女が原もしばらく乗り回し、垣根も幾つか跳び越して(初めは跳び越すのが怖かったけれど、父が臆病者を軽蔑するので、やがてわたしも怖がらなくなった)、モスクワ川を二度も渡った。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
三宅博士は木通蔓の手籠をさげて、そのなかへのつそりと下りて往つた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
博士は黙つて木通蔓の手籠を手渡しした。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
もう一軒、あっちの桜並木通りの医者へ行った。
— 宮本百合子 『金色の秋の暮』 青空文庫
兇行の場所は中央並木通りの眞西、舊ワアク蝋燭製造會社工場跡の眞向なるリヴィングストン街とギャムブル横町に跨るフリイベルグ製革工場内であつた。
— VIOLENT CREMATION 『無法な火葬』 青空文庫
當夜十時半頃リヴィングストン街上ル中央並木通りに住むジョン・ホルレルバッハ(十 六)といふ屈強の若者が自宅に歸りギャムブル横町に面する庭裏の住居へ這人つた。
— VIOLENT CREMATION 『無法な火葬』 青空文庫
作例 · 標準
木通の例文
標準
fruit of the akebia
作例 · 標準
木通の例文