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大世帯

おおせたい
名詞
1
標準
large household
文例 · 用例
反つてニコニコして、わしや万福に心配させんやうにしとりますが、何しろあんた、弟とわしの家内とを合せると、十人の大世帯です。
葉山嘉樹 万福追想 青空文庫
土方与志氏が、東宝の大世帯の全体を活用しなければならない条件を考慮しながら観てたのしく、新鮮で変化にとみ、下劣でもないよろこびを、疲れた日本に与えようとした努力は十分につぐのわれた。
宮本百合子 真夏の夜の夢 青空文庫
十九歳を頭に令嬢が四人、女中が十八人、事務員が二人の全く女ばかりの大世帯で、男と云えば風呂|焚きの爺さんと末の坊ちゃんだけだと云う事であった。
林芙美子 魚の序文 青空文庫
それらは皆翌日各々の大名から使が来て、纏頭と引かへて持ち帰つたもので、その金子だけで観世家の大世帯を一ケ年は、苦労なしに支へて行けたといふから豪気な話である。
二十四世 観世左近 よくぞ能の家に 青空文庫
「あれが出て行くと、この大世帯じゃ、すぐにも人手に不自由ですからな。
坂口安吾 復員殺人事件 青空文庫
私の第一の家族、すなわち父の時代の家族は、かつては騒々しい大世帯だったこともあるのだが、生き残っているのは家庭教師のマドモアゼル・マリ、或いは今の呼び名で言えばマリヤ・ゲラーシモヴナ一人きりで、これはまったく取るに足らぬ人物である。
ЖЕНА 青空文庫
――そこへいくと伊賀井様の人たちは届くぜ、御用人の竹林さんは御殿様からという口上付で香奠が一朱、自分のは別に二百文」「――」「三千石の大世帯で一朱はケチだと思うだろう、俺もそう思ったよ、最初はね。
遠眼鏡の殿様 銭形平次捕物控 青空文庫
見れば立派な大世帯、使っている人の数も夥しい料理茶屋の女主人におッかさんはなってるのかと、さっきからあッしは安心していたが、金が溜っているだけに、何かにつけて用心深く、現在の子を捉まえても疑ってみる気になりてえのか、おッかさんそりゃあ怨みだ、あッしは怨みますよ。
長谷川伸 瞼の母 二幕六場 青空文庫
作例 · 標準
例句