がな
がな異読 がなあ
助詞
標準
particle used to indicate the speaker's hope, desire, wish, etc. (e.g. "it would be nice if ...", "I wish there were ...", etc.)
文例 · 用例
俺は廊下に立たされて、何がなし、「運命だ」と思ふのだつた。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
そして堅くなりすぎるか 自堕落になりすぎるかしなければ、 自分を保つすべがないやうな破目になります。
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
牧野は酔ふと仕方がないといふのが牧野さんの周囲の人達の定説であつたのでもあらう。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
おまけに牧野さんが酔ふと発しはじめるのなぞは、当人に自制力がないよりも、周囲が彼にとつてはあまりに不真面目に見える所から起るのであつたと考ふべき点もあるのであるから、さういふ定説が呑気に繰返されることは辛かつたのである。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
それがなんだか気の毒で、私は何も云ひ出せなかつた。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
菊岡久利の詩が、記憶を可なり無雑作に書き付けてゐる場合にも、猶一貫した流れを見せる所以のものは、彼のその克己が、彼の遠近法を乱すことがないからである。
— 中原中也 『菊岡久利著「貧時交」』 青空文庫
所謂文壇交游がなかつたためであらうか。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
それに猶、諸君も嫌ひではない冗舌は、此処に十分に按配されてをり、直き直きに抽象語を以てしなければ、かの「意味がない」と云つて嘯く、平盤な心情の人達のためには、十分哲学的学術的な言葉も此処には見出されるのである。
— 中原中也 『宮沢賢治全集』 青空文庫
作例 · 標準
ああ、もっと時間が欲しかったがな。
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昔のように、皆で集まって騒ぎたいがな。
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宝くじでも当たって、のんびり暮らせたらいいがな。
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子供たちが、いつまでも健康でいてくれたらがな。
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標準
emphatic particle
作例 · 標準
それは違うがな、もっとよく考えろよ。
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何度も言ってるがな、今度はちゃんと覚えてくれよ。
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いやいや、そこは僕の席だがな。
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あの時、もう少し踏ん張ればよかったがな。
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標準
particle adding uncertainty
作例 · 標準
あの人、誰だったかがな。
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財布、どこに置いたかがな。思い出せない。
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鍵閉めたっかがな、ちょっと心配になってきた。
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彼の言うことは、本当かどうかがな。
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