詩格
しかく
名詞
標準
文例 · 用例
即ち蒲原有明氏と三木露風氏とは、詩格に於ても詩想に於ても、全然別個のものに属し、更に相関する所なし。
— 萩原朔太郎 『蒲原有明に帰れ』 青空文庫
謂はば詩格がないとでもいふのでせうか。
— 中原中也 『書信』 青空文庫
其の人の著はした詩格と云ふ本があります。
— 内藤湖南 『弘法大師の文藝』 青空文庫
私も大變面白い御考へと思つて、それから段々調べて見ますと、勿論此の王昌齡の詩格と云ふものは、大師の文鏡祕府論の種本になつて居るやうでありますが、其の外にも隨分いろ/\な本を參考されて居るやうであります。
— 内藤湖南 『弘法大師の文藝』 青空文庫
王と云ふのは前に申しました詩格を作つた王昌齡であります。
— 内藤湖南 『弘法大師の文藝』 青空文庫
又王昌齡の詩格と云ふのは、是は前に谷本博士も御考證になりました通り、是は大師が性靈集の中に、この詩格に關する本が當時いろ/\あるけれども、近頃では此の王昌齡の詩格が大變流行るといふので、天子に其事を上表されて居るやうな譯で、其の當時大變流行つて居つたと云ふことが分ります。
— 内藤湖南 『弘法大師の文藝』 青空文庫
それで王昌齡の詩格と云ふものは、大師が當時賞讚されたのみならず、其の當時一般の人にも賞讚せられて居つたものであると云ふことが分ります。
— 内藤湖南 『弘法大師の文藝』 青空文庫
此の王昌齡の詩格と云ふものは、此の文鏡祕府論の中にも段々『王が曰く』と云ふことが書いてあります。
— 内藤湖南 『弘法大師の文藝』 青空文庫