幻辞.com

偶有性

ぐうゆうせい
名詞
1
標準
accident
文例 · 用例
というのは、たといその一切の偶有性が変化せられ、その結果、別のものを思惟し、別のものを意欲し、別のものを感覚し、など、するにしても、そのために同じ精神が別のものにはならないが、人間の身体はしかし、ただ単にその何らかの部分の形体が変化せられることによって、別のものになる。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
なぜなら、反対に、私、言い換えると思惟するもの、すなわち思惟する実体を無から生み出すことは、単にこの実体の偶有性であるところの、私の知らないところの多くのものの知識を得ることよりも、遥かにいっそう困難であったということは明瞭であるから。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
そして確かに、もし私がかのいっそう大きなもの、すなわち思惟する実体を生み出すという完全性を自分によって持ったとすれば、私は少くともかのいっそう容易に持たれ得るもの、すなわちこの実体の偶有性であるところの多くのものの知識を自分に拒まなかったであろう。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
七 場所的延長及び延長を前提する偶有性、例えば形体、位置、場所的運動、などの直接の基体である実体は、物体(corpus)と呼ばれる。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
なぜなら、実体は偶有性あるいは様態よりもいっそう多くの実在性を有し、また無限な実体は有限な実体よりもいっそう多くの実在性を有するから。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
従ってまた実体の観念のうちには偶有性の観念のうちによりもいっそう多くの客観的実在性が有し、また無限な実体の観念のうちには有限な実体の観念のうちによりもいっそう多くの客観的実在性が存する。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
といふのは、たとひその一切の偶有性が變化せられ、その結果、別のものを思惟し、別のものを意欲し、別のものを感覺し、など、するにしても、そのために同じ精神が別のものにはならないが、人間の身體はしかし、ただ單にその何等かの部分の形體が變化せられることによつて、別のものになる。
MEDITATIONES 省察 青空文庫
なぜなら、反對に、私、言ひ換へると思惟するもの、すなはち思惟する實體を無から生み出すことは、單にこの實體の偶有性であるところの、私の知らないところの多くのものの知識を得ることよりも、遙かに一層困難であつたといふことは明瞭であるから。
MEDITATIONES 省察 青空文庫