明澄
めいちょう
形容動詞名詞
標準
lucid
文例 · 用例
誤解や面倒がる関門を乗り越して四郎の明澄性はそれらの町々の人の心をも捉えた。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
噴水の恍惚は醒めたあと愈々精神を明澄にします」 ちょうどこの時分英国にはコナン・ドイルの神秘主義というものが流行っていた。
— 岡本かの子 『噴水物語』 青空文庫
而れども明澄はこれ有り、真味は乏し。
— 幸田露伴 『水』 青空文庫
二十八年の長きにわたって当初の立案通りの過程を追って脚色の上に少しも矛盾撞着を生ぜしめなかったのは稀に見る例で、作者の頭脳の明澄透徹を証拠立てる。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
秋がだんだん闌けてゆくにつれて、紺碧の空は日ましにその深さを増し、大気はいよいよその明澄さを加へてくる。
— 薄田泣菫 『木犀の香』 青空文庫
秋がだんだん闌けゆくにつれて、紺碧の空は日ましにその深さを増し、大気はいよいよその明澄さを加へてくる。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
「洞窟内に通ずる海水は空氣の如く明澄で、これより麗しい洞窟は世界中殆ど想像し得ない」とは、ラフカヂオ・ハアンがこゝに遊んだ時の言葉と聞く。
— 島崎藤村 『山陰土産』 青空文庫
かのラフカヂオ・ハアンをして『これより麗しい洞窟は世界中殆んど想像し得ない』と言はしめたほど、空氣の如く明澄な海水を内に湛へ、また幾多の古い傳説が生れて來てゐる數限りもないやうな洞窟によつて飾られてゐるのもあの海岸であつた。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
作例 · 標準
その説明は明澄で、すぐに理解できた!
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彼の話はいつも明澄で、聞きやすいんだ。
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明澄な心で物事を見つめ直すことが大切だ。
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