彙
い
名詞頻度ランク #31 · 青空 25 例
標準
kind
文例 · 用例
〔このみちの醸すがごとく〕宮沢賢治このみちの醸すがごとく粟葉などひかりいでしはひがしなる山彙の上に黄なる月いざよへるなり夏の草山とになひてやうやくに人ら帰るをなにをかもわがかなしまんすゝきの葉露をおとせり
— 宮沢賢治 『〔このみちの醸すがごとく〕』 青空文庫
その個性は絶対的のものであり、その語彙は彼女の時代のそれであり、形式は旧時代のものを大いに採用してゐる。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
語彙が貧弱だから、ペンが渋るのである。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
越後の豪家|高頭仁兵衛氏が、山岳辞彙ともいうべき浩澣な原稿をかかえて、志賀先生を訪問せられたとき、横浜にいる人が、こんな紀行文を発表している、山を知っている人らしいから、訪問してみたらどうかと、注意されたそうだ。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
一行の汽車は、箱根|火山彙を仰ぎ見て、酒匂川の上流に沿い、火山灰や、砂礫の堆積する駿河|小山から、御殿場を通り越したとき、富士は、どんより曇った、重苦しい水蒸気に呑まれて、物ありげな空虚を天の一方に残しているばかり。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
太郎坊附近の、黄紅朱樺の疎らな短木の中を、霧は幾筋にもなって、組んず、ほぐれつして、その尖端が愛鷹山の方向へと流れて行く、振り返れば、箱根|火山彙には、雲が低く垂れて、乙女峠から金時山の腰へかけて、大河の逆流するばかり、山と山との間は、幾つにも朝雲が屯ろして、支流が虚空の方々に出来る。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
この意味および言語は実にフランス国民の存在を予想するもので、他の民族の語彙のうちに索めても全然同様のものは見出し得ない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
したがって、両語の発達を時代的に規定することが出来るかもしれない(『元禄文学辞典』『近松語彙』参照)。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
この分類法は、鉱物をその組成の彙によって体系化している。
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彼のコレクションは、地域ごとに異なる民族衣装の彙を含んでいる。
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専門家は、その地域で確認された植物の彙を調査している。
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委員会は、提出された意見をいくつかの彙にまとめ、議論の焦点を絞った。
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