呼び立てる
よびたてる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to call out
文例 · 用例
が、その感じが貝原の小初を呼び立てる高声に交り合ううち、両方から同時に受ける感じがだんだんいまわしくなって来た。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
然しいらへる者がないのに氣が付くと、堪らなく淋しくなつて、前後も構はず大聲に呼び立てるだらう。
— 有島武郎 『小さき影』 青空文庫
そして二里なり三里なりの道をせつせと歩いて來ると、もう玄關口から子供の名を呼び立てるほど元氣になつてゐるのが常だ。
— 草鞋の話旅の話 『樹木とその葉』 青空文庫
台所からは、みそ汁の香いがして、白痴の子がだらしなく泣き続ける声と、叔父が叔母を呼び立てる声とが、すがすがしい朝の空気を濁すように聞こえて来た。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
「千九百九十号」「千八百五十三号」などと番号を呼び立てる。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
」 スポッと冴え渡った音と共に、高々と呼び立てる声が揚がりました。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
供はびっくりして人殺し人殺しと呼び立てる。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
化鳥は人を見て直ぐにつかみかかって来たので、は大きい声で呼び立てると、従者は窓を破って飛び込んで来た。
— 池北偶談 『中国怪奇小説集』 青空文庫
作例 · 標準
彼は遠くにいる友人を大声で呼び立てた。
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何度呼び立てても、彼女は振り向かなかった。
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「おい、待て!」と彼は行き過ぎるタクシーを呼び立てた。
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