劫掠
きょうりゃく異読 ごうりゃく
名詞動詞-サ変
標準
pillage
文例 · 用例
火を放つて富豪を劫掠しようと企てたとか、電気を東京全市に通じて一夜に市民を焚殺する積りであつたとか、聞くだに戦慄すべき犯罪計画を極めて易々と喋散して居る。
— 平出修 『逆徒』 青空文庫
劉万戸はそれを好まなかったが、辞することもできないので、夫人を伴れて京師へ向ったところで、張士誠という乱賊が蘇州に拠って劫掠をはじめていた。
— 田中貢太郎 『断橋奇聞』 青空文庫
げにも羅馬とナポリとの間ほど、劫掠に便よきところはあらざるべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
不幸にして十三世紀|蒙古種族の突如として起こるにあい、元朝の暴政によってシナはついに劫掠征服せられ、宋代文化の所産はことごとく破壊せらるるに至った。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
時には以夷制夷の策を採ることもあるが、多くの場合、金帛を贈つてその歡心を買ひ、彼等の侵入劫掠を緩和するのが、歴代慣行の政策であつた。
— 桑原隲蔵 『支那人の文弱と保守』 青空文庫
結婚と贈遺とによつて異族を緩和して、その劫掠を免るるといふのが、漢・唐――漢族の國威の尤も揚つたと稱せらるる――を通じて、對異族策の大方針であつたが、結果はやはり不首尾で、羽檄の飛ぶことも、烽火の擧ることも、依然として減少することがなかつた。
— 桑原隲藏 『秦始皇帝』 青空文庫
その人々、短刀をぬきかざして不意に出で、数里を劫掠し去りけりとなむ語り伝へたるとや。
— 蒲原有明 『『聊斎志異』より』 青空文庫
国志の記する土人の説には、上古長人あつて人民を劫掠す。
— 土蜘蛛研究 『手長と足長』 青空文庫
作例 · 標準
敵軍は占領した村を徹底的に劫掠し、住民から財産を奪い尽くした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「このままでは、我々の資源が外部勢力に劫掠される一方だ!」と、王は警鐘を鳴らした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
中世の海賊は、交易船を襲っては積荷を劫掠するのが常だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
侵略者は、征服した土地の文化遺産をも劫掠の対象とした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite