幻辞.com

百連

ひゃくれん
名詞
1
標準
文例 · 用例
タヌキ屋のお客にエロ出版の社長がゐて、木田市郎から二百連ほどの紙をまはしてもらつたことがあつた。
坂口安吾 金銭無情 青空文庫
するとそれからものの三日もたつたころ、お午すこし廻つたころ木田市郎がトラックで乗りつけて、「とつぜん仙花がはいつたから六百連ほど持つてきましたけど、どうなさいますか。
坂口安吾 金銭無情 青空文庫
では、先を急ぎますから、いづれ又、後ほど」 最上清人は、まア、ちよッと、と引きとめて、「六百連ですね。
坂口安吾 金銭無情 青空文庫
「実は紙を六百連買ふ約束をしたんだ。
坂口安吾 金銭無情 青空文庫
するてえと、あなたは六百連の紙代をヤミ屋さんに渡した、然し、得でども、いまだ紙来たらず、といふわけなんだな」 カンのいゝ奴だ。
坂口安吾 金銭無情 青空文庫