被殺
ひさつ
名詞
標準
文例 · 用例
其英の|被殺候時ハ、去ル月六日の夜の事ニて候。
— 慶応三年八月八日 坂本権平あて 『手紙』 青空文庫
また、もし、彼の亡霊が出現するとすれば、それは彼の被殺害当時の三十七八の若さでなければならない。
— 酒井嘉七 『ある完全犯罪人の手記』 青空文庫
しかも殺人と被殺人者の両方の面からこれをながめ、「運命」の操り手を楽屋から見物し、運命のやり方というものを仔細に観察することが出来る。
— 久生十蘭 『黒い手帳』 青空文庫
殺人者に対していかなる誘導もいかなる示唆も与えず被殺人者にたいしてはいかなる同情も憐憫も感じない冷酷な心を用意しておかねばならぬ。
— 久生十蘭 『黒い手帳』 青空文庫
殺人者を嫌悪せず、被殺人者を嘲笑せぬ公平な心が必要である。
— 久生十蘭 『黒い手帳』 青空文庫
田楽人於当座被殺害、坂者被疵云云。
— ――サンカモノは坂の者 『サンカ者名義考』 青空文庫
そして右の田楽殺害の事件はまた東寺執行日記にも見えて、「新座田楽幸夜叉、為坂物被殺害云云」とある。
— ――サンカモノは坂の者 『サンカ者名義考』 青空文庫
是備前役夫工催神民為庁下部被殺害事依上卿命也。
— 喜田貞吉 『放免考』 青空文庫