六つ子
むつご
名詞
標準
sextuplets
文例 · 用例
西日して潮満つるまの夕干潟営み長く蟹ぞつぶやく夕凪の干潟まぶしみ生貝や弥勒むく子の額髪にして西日には蟶むきて居るならし後姿気ぶかき四五の女童女童や我は思へば額髪のかぐろき瞳|此方見あげつ潮くさき突堤に沁むる夏西日音あわて落つるむつごろ影あり註、沖端にては突堤をうろこと云ふ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
尚「むつごろ」は小さき山椒魚に似たる魚にて、よく潟を走り、突堤の石垣にも登る、前世紀の遺物の由。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
3 夜はこのときようやく初更に近く、宮戸あたり墨田の川は、牽牛織女お二柱の恋星が、一年一度のむつごとをことほぎまつるもののごとく、波面に散りはえる銀河の影を宿して、まさに涼味万金――。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
夫婦の縁は前世のちぎり、貴方様以外にまみえる気はございませんのに、夜半のむつごとにも、どこまでも一緒に、生きるも死ぬるも一緒、野原の露でも、水の底の藻屑でも、共になり果てようという約束をしておりましたことが、みんなうそになるはずがござりましょうか。
— 第七巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
―――むつごともまだいひ出でゞ別れにし人のかたみはあづまなりけり此のあづまの佐理が後に出家をしたことは、前に記した通りである。
— 谷崎潤一郎 『少将滋幹の母』 青空文庫
「もう忘れちゃったなあ」繁次は眼をつむったまま、さぐりさぐり、口の中で低くうたいだした、「――落葉に雨の音を聞く、隣りは恋のむつごとや……」 彼はつむった眼にぎゅっと力をいれた。
— 山本周五郎 『落葉の隣り』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の家には、可愛いむつごの子供たちがいる。
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むつごの赤ちゃんたちは、毎日スクスクと成長している。
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世界には、むつごの子供たちが同時に生まれたという珍しい事例もある。
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