小鷹
こたか
名詞
標準
small hawk or falcon (used for hunting)
文例 · 用例
某朝臣はあすこで小鷹狩を始めてただ今いっしょに参れませんでしたが、どういたしますか」 などと若い人は言った。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
厭世的になっているのは何の理由であるかはわからぬが哀れに思われて、八月の十日過ぎにはまた小鷹狩りの帰りに小野の家へ寄った。
— 手習 『源氏物語』 青空文庫
また本社の拝殿に一の扁額をかかぐ、神庫に蔵められし小鷹丸の艦材を刻めるものなり。
— 蒲原有明 『松浦あがた』 青空文庫
小鷹狩が好きなので、ときおり野へ出ては鷹を舞い上がらせたりしているものの、こんなところでもって一緒に暮らすようになった道綱は、まだ若いだけ、何んだかすべてが物足らなさそうに見えた。
— 堀辰雄 『ほととぎす』 青空文庫
聖路加で始めいい加減なみかたをされていて、私がどうも気にくわないので水上先生に話している内に国男さんも厭がっていることがわかり、小鷹さんという曙町のお医者に紹介され、お互いに二人の医者が話し合えもするので大変いい結果になりました、家中安堵の胸をなで下しました、これで私の心配の一つは解決。
— 一九四二年(昭和十七年) 『獄中への手紙』 青空文庫
始め羊水が多すぎると言って食物制限をして、バターを食べさせなかったところ、小鷹さんに診せたら心臓が丈夫でない為、うっ血してガスが発生し、その為お腹が人並より大きいし、全体むくんでもいるというわけで、勿論バターなどは是非たくさん食べた方がいいしという話で吃驚した次第です。
— 一九四二年(昭和十七年) 『獄中への手紙』 青空文庫
都へ入ると武将はみな一様に大宮人の生活や粧いをまねしたがり、堂上の若公卿ばらは、逆にかれら武人の鞍上の姿だの、小鷹を据えたり、弓矢を飾り持つ風俗などに大かぶれの有様なのだ。
— 建武らくがき帖 『私本太平記』 青空文庫
例の、人目を驚かすばかりな風流|行装で、小鷹狩りの帰りを、佐々木道誉、秀綱の父子が、従者大勢と共に東山の妙法院のそとを通りかけた。
— 黒白帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
昔の武士は、狩りに小鷹を連れて山野を駆け巡った。
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小鷹の鋭い眼光は、獲物を決して見逃さない。
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彼は幼い頃から小鷹を飼いならし、その訓練に明け暮れた。
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標準
falconry (using small hawks or falcons)
作例 · 標準
殿様は小鷹を趣味とし、しばしば領地の森で狩りを楽しんだ。
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小鷹の伝統は、時代とともに衰退したが、一部で愛好家が伝承している。
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「今年の小鷹では、大物が獲れるといいな。」と彼は期待に胸を膨らませた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
小鷹(こたか) 日本海軍の艦船 小鷹 (水雷艇) [I] - 1888年~1926年。輸入水雷艇。 小鷹 (砲艦) [II] - 1930年~1944年。通称「豆砲艦」。 関西鉄道に所属した蒸気機関車のクラス名。後の鉄道院10形蒸気機関車。
関連項目
出典: 小鷹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0