一番勝負
いちばんしょうぶ
名詞
標準
contest decided by a single round (bout)
文例 · 用例
対局場も一番勝負二局のうち、最初の一局の対木村戦は、とくに京都南禅寺の書院がえらばれて、戦前下見をした坂田が、「勿体ないこつちや、勿体ないこつちや、これも将棋を指すおかげだす。
— 織田作之助 『聴雨』 青空文庫
今日は、ちかごろ新しく召しかかえられた伝九郎の腕をみようと、元親みずから命じた一番勝負なのである。
— 山本周五郎 『だんまり伝九』 青空文庫
――人生は一番勝負の將棋の如し さし直す與はず 菊池寛――とある。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
人生は一番勝負の將棋の如し、さし直す與はず――なんていふのも、戰前天皇賞レースで大銀杯を兩手でさゝげ持つた頃のことばで、戰後の氏の人生觀ではない。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
しかし実力の方は一番勝負ですから本気です」「何だか分らないことを言い出しましたね」「実力で府立を受けます。
— 佐々木邦 『勝ち運負け運』 青空文庫
然るところ旦那さまや手前どもになりますと、もう一番勝負です。
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫
そして、勝ち抜きでは勝敗に果しがないから、おのおの一番勝負として、点数勝越しのほうのものが咲耶子の身を引きとるというやくそくを条件にかぞえてある。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4