ベトベト
ベトベト異読 べとべと
形容動詞副詞副詞-と動詞-サ変
標準
sticky
文例 · 用例
ベコニアはすっかり枯れて茎だけが折れた杉箸のようになり、蟹シャボの花も葉もうだったようにベトベトに白くなって鉢にへばりついている。
— 寺田寅彦 『病室の花』 青空文庫
一行二日分の握飯は風呂敷に包んで若い方の剛力が背負って来たのだが、この男元来の無精者、雨が降っても蔽いもしなかったものと見え、グチャグチャに崩れた上に、雨に濡れてベトベトになっている。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
おのおのが、その身辺の地上で焔えているベトベトした油のかたまりのようなものに蒲団やら、土やらをかぶせて退治して、また一休み。
— 太宰治 『薄明』 青空文庫
掌はベトベトする、口は甘ったるくなる、胸はむかついてくるしね。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
ベトベトする、くっつく。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
ビールの汗で、私は湿ったオブラートに包まれたようにベトベトしていた。
— 葉山嘉樹 『淫賣婦』 青空文庫
その封筒もベトベトぬれていた。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
」 母親はベトベトした土間の竈に蹲んで、顔をくッつけて、火を吹いていた。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
作例 · 標準
幼い娘がチョコレートを食べた後の手で私の服を触り、あちこちがベトベトになってしまった。
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油汚れでベトベトになった換気扇の掃除は、強力な洗剤を使わないと落とすことができない。
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汗でベトベトになった体ですぐにでもシャワーを浴びたい、と帰宅を急いだ。
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