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族縁

ぞくえん
名詞
1
標準
relative
文例 · 用例
板倉|周防守、同式部、同佐渡守、酒井|左衛門尉、松平|右近将監等の一族縁者が、遠慮を仰せつかったのは云うまでもない。
芥川龍之介 忠義 青空文庫
葉之助は心中感に耐えながら「ス」の部を根気よく調査したが、その結果ようやく探し当てたのは「水狐族縁起」という写本であって、部屋に戻ると葉之助は熱心にそれを読み出した。
国枝史郎 八ヶ嶽の魔神 青空文庫
彼の前には、「水狐族縁起」が、開いたままで置いてある。
国枝史郎 八ヶ嶽の魔神 青空文庫
族縁者、会葬者がそれにつづく。
その十五 赤罠 明治開化 安吾捕物 青空文庫
死後これを九分して各方面に分割したが、親族縁故者に爭議があつて、漸く五年を經て、賞金授與が行われた。
長岡半太郎 ノーベル小傳とノーベル賞 青空文庫
また、供物とする豚の丸揚げを担ってゆく者だの、親族縁者らしき人々が、えんえんと人力車をつらねてつづくのだ。
――四半自叙伝―― 忘れ残りの記 青空文庫
「こうなると主持ちは哀れだ」と七十郎は盃を取って、くすっと笑いながら云った、「おれは斬っても斬られても、迷惑する者も泣く者もない、ところが扶持を貰い、家族縁類があると、そうはいかないからな、――おい佐平、二人を送ってってやれ」「万右衛門、刀をおさめろ」と渡辺七兵衛が云った。
第三部 樅ノ木は残った 青空文庫
ぼくの一身は国家に捧げたものであり、皇国万代のためにはこの身をよろこんで犠牲にする覚悟であるが、親きょうだい、一族縁類に迷惑をかけるのは本意でない、と云うのであった。
山本周五郎 季節のない街 青空文庫
作例 · 標準
昔の日本では、族縁による結びつきが社会の基盤をなしていた。
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彼の故郷では、今でも族縁の強いコミュニティが残っている。
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遠く離れた親戚も、族縁を頼って連絡を取り合うことがある。
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