旗本八万騎
はたもとはちまんき
名詞
標準
the shogun's eighty thousand guards, comprising hatamoto and lower-ranking vassals
文例 · 用例
極く贔屓目に見ても、三代相恩の旗本八万騎のだらしのないのに反して、三多摩の土豪出身でありながら、幕府の為に死力を竭したのは偉い、と云ふ評がせい/″\である。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
だから、律義一徹な三河武士の子孫たる旗本八万騎も、単なる消費階級として、幕府の足手まとひになるだけで、もう軍隊ではなくなつてゐるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
だから、老中筆頭の知恵伊豆をはじめ幕閣諸老臣のこれに列座するのはもちろんのことで、一段下がったところには三百諸侯、それにつらなって旗本八万騎、それらの末座には今でいう警察官です。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
仏高力、鬼作左、どへんなしの天野三郎兵衛と、語呂面白く舂引唄に作って唄いはやしたと今に古老の伝うるところですが、いずれにしてもこの一国は、江戸徳川にとって容易ならぬ由緒の土地であると共に、わが退屈男早乙女主水之介たち、譜代直参の旗本八万騎一統にとってもまた、祖先|発祥功名歴代忘れてならぬ土地です。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
同じお直参のよしみもござろうゆえ、旗本八万騎にその位は当り前と、十郎次どのに御味方なさるならばなさるで、それもよし、少しなりとこのおやじに見どころがござらば、先程とくと拝見仕った尊公のあのお腕前と御胆力、少々御用立て願いたいのじゃ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
しかし、そこへいくと、さすがに将軍さまはお大腹で、江戸八百万石三百諸侯旗本八万騎のご統領だけがものはございます。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
これがまた自然そうなったものか、美男相撲の江戸錦が結びを張っている東方に着座したので、その反対の秀の浦がいる西方はまた、いつのまにそうなったものか、大久保彦左衛門以来とかくに大名連と仲のよろしくない旗本八万騎の連中でありました。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
子供心に不思議に思って、だんだん聞いてみると、これは市ヶ谷辺に屋敷を構えていた旗本八万騎の一人で、維新後思い切って身を落し、こういう稼業を始めたのだと云う。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
作例 · 標準
旗本八万騎(はたもとはちまんき)は、徳川幕府の強力な軍事力の中核を成していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
戦場では、旗本八万騎(はたもとはちまんき)が先陣を切って敵に立ち向かった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
旗本八万騎(はたもとはちまんき)の武勇伝は、今も語り継がれている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite