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矢先に

やさきに
副詞
1
標準
just when (one is about to ...)
文例 · 用例
その矢先に又一つの新しい問題が起った。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
衣服はびしょぬれになる、これは大変だと思う矢先に、グイグイと強く糸を引く、上げると尺にも近い山※の紫と紅の条のあるのが釣れるのでございます、暴れるやつをグイと握って籠に押し込む時は、水に住む魚までがこの雨に濡れて他の時よりも一倍鮮やかで新しいように思われました。
国木田独歩 女難 青空文庫
こんな実験をやっている矢先に都下の有力な新聞で旬刊が発行されるようになった。
寺田寅彦 一つの思考実験 青空文庫
もはや、自分の正体を完全に隠蔽し得たのではあるまいか、とほっとしかけた矢先に、自分は実に意外にも背後から突き刺されました。
太宰治 人間失格 青空文庫
父は、桜木町の別荘では、来客やら外出やら、同じ家にいても、三日も四日も自分と顔を合せる事が無いほどでしたが、しかし、どうにも、父がけむったく、おそろしく、この家を出て、どこか下宿でも、と考えながらもそれを言い出せずにいた矢先に、父がその家を売払うつもりらしいという事を別荘番の老爺から聞きました。
太宰治 人間失格 青空文庫
助け合って、これからも仲良くやって行こうと覚悟をきめた矢先に、ポローニヤス、君はなんという馬鹿な男だろう。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
丁度その矢先に、安子の噂を聴いたのである。
織田作之助 妖婦 青空文庫
このおめでたい矢先に、こんなことを申上げるのもどうかと思いますけれど、少し変なことを聞き込みましたので……。
岡本綺堂 経帷子の秘密 青空文庫
作例 · 標準
ダイエットを始めようと決意した矢先に、友人から豪華なディナーに誘われた。
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新しいプロジェクトが軌道に乗り始めた矢先に、予期せぬトラブルが発生した。
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仲直りをしようと思った矢先に彼が転勤してしまい、機会を逃してしまった。
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矢先に(やさきに) — 幻辞.com