利を得る
りをえる
表現動詞-一段
標準
to profit (e.g. from a sale)
文例 · 用例
またその掘出物を安く買って高く売り、その間に利を得る者があれば、それは即ち営業税を払っている商売人でなければならぬ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
親父はさすがに老功で、後家の鐙を買合せて大きい利を得る、そんな甘い事があるものではないというところに勘を付けて、直に右左の調べに及ばなかったナと、紙燭をさし出して慾心の黒闇を破ったところは親父だけあったのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
四 空中殺人法「神伝流游書」という水泳の伝書を読んでいたら、櫓業岩飛中返などに関する条項の中に「兼ねて飛びに自在を得る時は水ぎわまでの間にて充分敵を仕留めらるるものなり」とか、「船軍の節敵を組み落とし、水ぎわまでの間にて仕留めるという教えはよほど飛びに自在を得ざれば勝利を得る事あたわず。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
そしてじりじりと最後の勝利を得ることにしました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
こゝに一商店の主人ありと假定するに、其の主人の商利を得るや、必ずこれを使用人等に頒つとすれば、使用人等は、主人の福利を得るは、即ち自己等の福利を得ることとなるを以て、勉勵して業務に順ひ、力めて主人をして利を得せしめんとすべきは、論無きことである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
又其の掘出物を安く買つて高く売り、其間に利を得る者があれば、それは即ち営業税を払つてゐる商売人で無ければならぬ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
親父は流石に老功で、後家の鐙を買合せて大きい利を得る、そんな甘い事が有るものでは無いといふところに勘を付けて、直に右左の調べに及ばなかつたナと、紙燭をさし出して慾心の黒闇を破つたところは親父だけあつたのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
ここに一商店の主人があると仮定して、その主人が商利を得て必ずこれを使用人等に分かつとすると、使用人等は主人が福利を得るのは、即ち自分等が福利を得ることになるので、勉励して業務に従い努めて、主人に利を得させようとすることは無論のことである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
競合他社が不祥事で失脚したことで、結果的に我が社が漁夫の利を得る形となった。
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株式の短期売買で一時的に利を得ることはできても、長期的に勝ち続けるのは至難の業だ。
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顧客の信頼を裏切って不正に利を得るようなビジネスは、いずれ必ず破綻するだろう。
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