栃餅
とちもち
名詞
標準
cake made from pounded horse chestnuts and mochi rice
文例 · 用例
しかし、今は栃餅のはなしもなくなりました。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
その後、足尾銅山が開けて交通が便利になって以来、栃餅を食うことはやみました。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
銅を積み出した荷の帰りは米を積んで来ますから、五穀はふんだんに這入って来るので、余り旨くもない栃餅を食べるものはなくなった次第です。
— 栃の木で老猿を彫ったはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
数十百度、此土地の方言どほり、らんごくな山の家に寝返りし、自身は、稗の飯・切りこみ汁に腹の損ふ事に甘んじて、都会の優雅な人士に、栃餅や、茸の胡桃あへなどの珍味を齎して還つて来られた、とでも言ふべきでありませう。
— ――花祭り解説―― 『山の霜月舞』 青空文庫
作例 · 標準
道の駅で見つけた栃餅は、独特の苦味と香ばしさが癖になる味だった。
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栃の実のアク抜きには手間がかかるが、それだけに栃餅の味は格別だ。
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冬の寒い朝、焼きたての栃餅に砂糖醤油をつけて食べるのが一番の楽しみだ。
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ウィキペディア
栃餅(とちもち)は、灰汁抜きした栃の実(トチノキの実)をもち米とともに蒸してからつき、餅にしたものである。もち米だけの餅よりも黄土色や茶色がかっており、粘りが少なく独特の苦みや渋みがある。現代では全国各地の土産物の1つとしても売られている。砂糖を付ける、餡に絡めるあるいは包む、塩茶漬けにするなどして食べる。
出典: 栃餅 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0