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体中

からだじゅう
名詞-の形容詞名詞
1
標準
all over the body
文例 · 用例
彼は、長い時間を食堂車でつぶして、ビールの汗で体中を飴湯でも打っかけられたように、ネチャつかせながら、彼の座席へ帰った。
葉山嘉樹 乳色の靄 青空文庫
蚊帳の中には四つになる彼の長男が、腐った飯粒見たいに体中から汗を出して、時計の針のようにグルグル廻って、眠っていた。
葉山嘉樹 生爪を剥ぐ 青空文庫
蠅がばいきんをまきちらす、そうしてわれわれは知らずに、年中少しずつそれらのばいきんを吸い込みのみ込んでいるために、自然にそれらに対する抵抗力をわれわれの体中に養成しているのかもしれない。
寺田寅彦 蛆の効用 青空文庫
そして森の落葉を唇に喰いそれをまた体中にまぶし付けた一人の日本男、狂人として彼は伯林市の市街巡査等の庇護の手にとらえられた。
岡本かの子 伯林の落葉 青空文庫
今更、この期になってびくつくまいぞ」 娘の冴えまさる美しい顔を見ると、その毒心もつい鈍るので翁は眼を娘から外らしながら声を身体中から振り絞るべく、身体を揉み揺り地団太踏みながら叫んだ。
岡本かの子 富士 青空文庫
若い男は女をみると、一時|立竦むように佇り、まさ眼には見られないが、しかし身体中から何かを吸出されるように、見ないわけにはゆかないといった。
岡本かの子 富士 青空文庫
それから身体中が辛痒ゆい毒の歯に噛まれでもするようにくねらせた。
岡本かの子 富士 青空文庫
その味覚を味う舌が身体中のどこに在るやら判らなかったけれど味えた。
岡本かの子 桃のある風景 青空文庫
作例 · 標準
風邪をひいて、体中がだるい。
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冷たい雨に打たれて、体中が冷え切ってしまった。
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マッサージを受けたら、体中の凝りがほぐれた気がする。
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