南無三
なむさん
感動詞
標準
oh no!
文例 · 用例
T「南無三 芝居が果てた!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
(どなた、)と納戸の方でいったのは女じゃから、南無三宝、この白い首には鱗が生えて、体は床を這って尾をずるずると引いて出ようと、また退った。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
――青膨れの、額の抜上つたのを視ると、南無三|宝、眉毛がない、……はまだ仔細ない。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
かっと逆上せて、堪らずぬっくり突立ったが、南無三物音が、とぎょッとした。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
濡れしおたれた黒髪に、玉のつらなる雫をかくれば、南無三浪に攫わるる、と背を抱くのに身を恁せて、観念した顔の、気高きまでに莞爾として、「ああ、こうやって一思いに。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
彌が上に、淺葱の襟を引合はせて、恍惚と成つて、其の簾を開けて、キレー水のタラ/\と光る君、顏を中へ入れると、南無三。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
左右を※して、叱りもしない、滝太郎の涼しやかな目は極めて優しく、口許にも愛嬌があって、柔和な、大人しやかな、気高い、可懐しいものであったから、南無三仕損じたか、逃後れて間拍子を失った悪戯者。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」「南無三宝、はははは。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
「南無三! 大事な書類を家に忘れてきてしまったぞ」
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階段から足を踏み外しそうになり、「南無三」と心の中で叫びながら手すりを掴んだ。
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「南無三、ここで逃がしてはこれまでの苦労が水の泡だ!」
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