ぽうっと
ぽうっと
副詞動詞-サ変
標準
shrill whistling sound
文例 · 用例
向ふ岸も、青じろくぽうっと光ってけむり、時々、やっぱりすすきが風にひるがへるらしく、さっとその銀いろがけむって、息でもかけたやうに見え、また、たくさんのりんだうの花が、草をかくれたり出たりするのは、やさしい狐火のやうに思はれました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
向う岸も、青じろくぽうっと光ってけむり、時々、やっぱりすすきが風にひるがえるらしく、さっとその銀いろがけむって、息でもかけたように見え、また、たくさんのりんどうの花が、草をかくれたり出たりするのは、やさしい狐火のように思われました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
「今や……」 次郎は眼の前がぽうっと霞んだ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
相手役によって演技を変えて行く名優のような巧妙さだと、言ってしまえば、話は早判りするが、しかし、オドオドする態度は意識的には演じられても、われにもあらず、ぽうっと顔を赧くするのは、いかな名優にも出来ない芸だった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
その信吉が、冴子の前で今ぽうっと赧くなっているとは、何としたことであろう。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
うっちゃって置くと、だんだんきつくなりますよ」 体格検査の時間にそう言われた時、道子はぽうっと赧くなった。
— 織田作之助 『眼鏡』 青空文庫
妓は彼女が最初客をとった時の事を何度もくどく繰り返してきく時の彼の恐しいほど蒼ざめた表情に本能的な憎悪を覚えていたが、しば/\はにかんでぽうっと赧くなる時の彼に子供をみて、好ましく思っていた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
浅黒いわりに肌面の細かい皮膚は、昂奮のあまりぽうっと紅潮して、清潔な感じがした。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
作例 · 標準
やかんがぽうっと音を立てて、お湯が沸いたことを知らせてくれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
蒸気機関車がぽうっと白い煙を吐き出しながら、ゆっくりと駅を出発した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
冬の寒い夜、遠くの方で船の汽笛がぽうっと寂しげに響いていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
reddening or brightening slightly
作例 · 標準
好きな人の前で褒められた彼女の頬が、リンゴのようにぽうっと赤くなった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
夕暮れ時、遠くの山の端がぽうっと茜色に染まっていくのが美しかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
暗闇の中で提灯の明かりがぽうっと灯り、足元を幽かに照らし出した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
rush of blood to the head
作例 · 標準
風呂上がりに熱いお湯に浸かりすぎて、頭がぽうっとしてしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
急に立ち上がった瞬間、目の前が白くなって頭がぽうっとする感覚に襲われた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
寝起きで意識がぽうっとしており、アラームを止めたことさえ覚えていなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview