偏に
ひとえに
副詞頻度ランク #19511 · 青空 158 例
標準
wholly (due to)
文例 · 用例
これは偏に芸術家の「表現」の力に俟つ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
この意をじゃね、願わくは貴方から国手にお伝えのほどを偏に希望します。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
――「平に一同、」「一同|偏に、」「押して伺い奉る、」村人らも異口同音にやや迫りいう――巫女 知らぬ、とおっしゃる。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
南無成田山不動明王、と偏に唱へて、あなた方の御運長久、無事そくさい、又お若い孃たちの、」 とほろりとして、老の目に涙を湛へ、「行末の御良縁を祈願します、祈願しまする。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
――聞きがきする私のために、偏にこれは御承認を願いたい。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
……偏に風を賞めるばかり、凡夫ですな。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
――幼い私は、人界の茸を忘れて、草がくれに、偏に世にも美しい人の姿を仰いでいた。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
今しがた渠等が渡って、ここから見えるその村の橋も、鶴谷の手で欄干はついているが、細流の水静かなれば、偏に風情を添えたよう。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
作例 · 標準
彼は人怖じ(ひとおじ)する性格なので、初対面の人とはなかなか話せない。
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子供が人怖じ(ひとおじ)するのは自然なことだが、少しずつ慣れさせていく必要がある。
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会議で突然発言を求められ、人怖じ(ひとおじ)したが、なんとか言葉を絞り出した。
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標準
earnestly
作例 · 標準
夜中に物音がして、誰かの人音(ひとおと)かと思ったが、ただの風の音だった。
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静かな廊下から、かすかな人音(ひとおと)が聞こえてきた。
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隠れている間、敵が近づく人音(ひとおと)に耳を澄ませた。
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