腰蓑
こしみの
名詞
標準
straw skirt
文例 · 用例
くろんぼのからだには、青い藺の腰蓑がひとつ、つけられてゐた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
くろんぼのからだには、青い藺の腰蓑がひとつ、つけられていた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
屋根へ手をかけそうな大蛸が居るかと思うと、腰蓑で村雨が隣の店に立っているか、下駄屋にまで飾ったな。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
濡れしづく腰蓑の、折烏帽子古風にて。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
それに浅黄の手甲脚半、腰蓑を附けたのが滅法好い形。
— 江見水蔭 『悪因縁の怨』 青空文庫
思いを殺し、腰蓑の鋭さに水滴を弾いて、夢、まぼろしのごとく闇から来り、闇に没してゆく鵜飼の灯の燃え流れる瞬間の美しさ、儚なさの通過する舞台で、私らの舟も舷舷相摩すきしみを立て、競り合い揺れ合い鵜飼の後を追う。
— 横光利一 『鵜飼』 青空文庫
浦島太郎は考えずとも好い、漁夫の着物は濃い藍色、腰蓑は薄い黄色である。
— 芥川龍之介 『少年』 青空文庫
夜の驚波に投ずる燈火、腰蓑を濡した鵜師の休みなき動作、敏捷く潜つては浮く水鳥の影、或は水上に胸を浮べるもの、その高く銜へた嘴には魚が跳り、或は舟に上つて濡羽を震ふもの、それは怪声を発しながら呑捕した魚を吐かされてゐる。
— 中村憲吉 『三次の鵜飼』 青空文庫
作例 · 標準
島の伝統的な舞踊では、乾燥させたヤシの葉で作った腰蓑を激しく揺らして踊る。
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舞台衣装として、古びた麻紐を編んで野性味あふれる腰蓑を自作した。
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「この腰蓑、カサカサしてちょっと痒いけど、雰囲気はバッチリだね」と役者が笑った。
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