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尻端折り

しりはしょり異読 しりばしょり・しりはしおり
名詞動詞-サ変
1
標準
tucking up the hem of one's garments
文例 · 用例
連れの職工から、旦那とか色男とか言われた手前もあり、もう、どうしたらいいか、表面は何とかごまかし、泣き笑いして帰りましたが、途中で足駄の横緒を踏み切って、雨の中をはだしで、尻端折りして黙々と歩いて、あの時のみじめな気持。
太宰治 男女同権 青空文庫
その後に柳橋の幇間、夢のや魯八が派手な着物に尻端折りで立って居る。
岡本かの子 とと屋禅譚 青空文庫
暑いから胸をはだけて、尻端折りで、すた/\と出向はれた。
泉鏡太郎 間引菜 青空文庫
」と吉郎兵衛は尻端折りして薄暗闇の地べたを這い一歩金やらこまがねやらを拾い集めて、「こうして一つ一つにして拾ってみると、お金のありがたさがわかって来るよ。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
十三 どこも変らず、風呂敷包を首に引掛けた草鞋穿の親仁だの、日和下駄で尻端折り、高帽という壮佼などが、四五人境内をぶらぶらして、何を見るやら、どれも仰向いてばかり通る。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
筵の戸口へ、白髪を振り乱して、蕎麦切色の褌……いやな奴で、とき色の禿げたのを不断まきます、尻端折りで、六十九歳の代官婆が、跣足で雪の中に突っ立ちました。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
驚いたのは同行すべきはずの庄亮(歌人|吉植君)が解纜前五、六分前に、やっとリボンもつけない古いパナマ帽に尻端折りで、「やあ」と飛び込んで来たことである。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
彼も毎日尻端折りで、浅草下谷辺から本所、深川のあたりを根よく探しまわったが、どうも思うようなのは見付からない。
岡本綺堂 月の夜がたり 青空文庫
作例 · 標準
農作業をするために、着物の裾を尻端折りした。
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水辺を歩く時は、ズボンの尻端折りが必要だ。
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昔の旅人は、道中、しばしば尻端折りをして歩いた。
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