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名詞
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標準
文例 · 用例
さらに天文学の発達が、月を瘡面の醜男にし、天女の住む月宮殿の連想を、荒涼たる没詩情のものに化したことなども、僕等の時代の詩人が、月への思慕を失つたことの一理由であるかも知れない。
萩原朔太郎 月の詩情 青空文庫
三日、癸卯、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御瘡に依りて御出無し、前大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又御台所御参宮。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
十日、庚戌、将軍家御瘡、頗る心神を悩ましめ給ふ、之に依つて近国の御家人等群参す。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
あのお方のお顔には瘡の跡が残つて、ひどい御面変りがしてゐたのでございます。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
瘡が御平癒とは申しても、あれほどの御大病でございましたので、さすがに御余気が去らぬらしく時々わづかながらお熱も出ますので、そのとしは、鶴岳宮の一切経会、放生会、またその他のお祭りにも将軍家のおいでは無く、もつぱら御ところの御奥におひきこもりでございました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
三年目の、将軍家が二十歳におなりのとしの二月二十二日に、はじめてお参りなされたのでございますが、当時の人たちは、将軍家がそのお顔の御瘡のお跡をたれかれに見せたくなくて、お宮にも、おでましにならなかつたのだらう等と下品な臆測をしてゐたやうでございました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
廿二日、乙巳、晴、将軍家鶴岳宮に御参、朝光御剣を役す、去る承元二年已来、御瘡の跡を憚らしめ給ふに依りて御出無し、今日始めて此儀有り。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
三日、癸卯、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御|瘡に依りて御出無し、前大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又|御台所御参宮。
太宰治 鉄面皮 青空文庫