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施政者

しせいしゃ
名詞
1
標準
文例 · 用例
彼は、丁度或種の施政者が、「我国体の神聖」「勅語の精神」と云う文字を駆使するのと同様の内面の空虚を文字の麻酔で紛して居ります。
宮本百合子 C先生への手紙 青空文庫
其権利を獲得した事に依って、政界に新鮮が与えられ、よりよき暗示を施政者に与え得るが故に、要求されなければならないものではございますまいか。
宮本百合子 C先生への手紙 青空文庫
変遷に変遷を重ね、反動に反動を重ね、而もそれが主として上流施政者間の思想に終始したので、民衆の力は、実際どれ丈くん練されたか疑問である。
一九二二年(大正十一年) 日記 青空文庫
確かに「左翼の潰滅」によって最も原則的な打撃を受けねばならなかったものは、之を専ら観念の支柱としていた処の知識人乃至文化人であったのだから、インテリゲンチャの左翼的思想の確信は著しく動揺し、之に施政者の人工的工作が加わって、各種各様の転向現象なるものが展開されたのである。
戸坂潤 現代唯物論講話 青空文庫