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片端から

かたはしから
副詞
1
標準
absolutely every little bit
文例 · 用例
以前は私も、たいへん画が好きで、画家の友人もたくさんあって、その画家たちの作品を、片端からけなして得意顔をしていた事もあったのですが、昨年の秋に、ひとりでこっそり画をかいてみて、その下手さにわれながら呆れてそれ以来は、画の話は一言もしない事にきめました。
太宰治 炎天汗談 青空文庫
かくして出来た大きな氷柱を片端から折り取って氷蔵へ収め、夏まで貯蔵するのである。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
そして虫の生活が次第に人間に近く見えて来ると同時に、色々の詩的な幻覚は片端から消えて行った。
寺田寅彦 小さな出来事 青空文庫
そうかと思うと、ゆらゆらとゆれ動きながら三階の窓を片端から順々に照らして行くのである。
寺田寅彦 異質触媒作用 青空文庫
」 さうは思ひながらも、をぢさんはまだ強情に古い帳面を片端から繰つてみた。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
それから後は親類の家などへ往って、児雷也物語とか弓張月とか、白縫物語、田舎源氏、妙々車などいうものを借りて来て、片端から読んで一人で楽んで居た。
幸田露伴 少年時代 青空文庫
ことにこの眼前の生きた自然における現実の統計的物理現象の実証的研究によって、およそ自然界にいかに多様なる統計的現象がいかなる形において統計的に起こっているかを、できるならば片端から虱つぶしに調べて行って、そうしてそれらの現象の中に共通なる何物かを求めることが望ましく思われる。
寺田寅彦 量的と質的と統計的と 青空文庫
それからまた犯人と目星をつけた女の居所を捜すのに電話番号簿を片端からしらみつぶしに呼び出しをかける場面などもやはり一つの思いつきである。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
作例 · 標準
図書館の新着コーナーにある本を、片端からカゴに放り込んでいった。
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「うわあ、このクッキー、片端から全部食べていいの?」
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部屋の掃除を始めたら、気になるところが片端から見つかってきりがない。
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片端から電話をかけて、ようやく一件だけアポが取れた。
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