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面魂

つらだましい
名詞
1
標準
fierce or defiant look
文例 · 用例
色の浅黒い、眼に剣のある、一見して一癖あるべき面魂というのが母の人相。
国木田独歩 酒中日記 青空文庫
渠は千の新を合わせて、なおかつ勝ること千の新なるべき異常の面魂なりき。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
然し弥兵衛等も政宗に会って見て驚いたろう、先ず第一に年は僅に二十四五だ、短い髪を水引即ち水捻にした紙線で巻き立て、むずかしい眼を一筋縄でも二筋縄でも縛りきれぬ面魂に光らせて居たのだから、異相という言葉で昔から形容しているが、全く異相に見えたに相違無い。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
利家は一坐を見ると、伊達藤次郎政宗は人々に押つけられまじい面魂でウムと坐っている。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
その面魂にもその言葉つきにも、悟空が自己に対して抱いている信頼が、生き生きと溢れている。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
以前の負けず嫌ひな精悍な面魂は何處かに影をひそめ、何の表情も無い、木偶の如く愚者の如き容貌に變つてゐる。
中島敦 名人傳 青空文庫
以前の負けず嫌いな精悍な面魂はどこかに影をひそめ、なんの表情も無い、木偶のごとく愚者のごとき容貌に変っている。
中島敦 名人伝 青空文庫
」 いかにも、そんげえなものには怯えまい、面魂、印半纏も交って、布子のどんつく、半股引、空脛が入乱れ、屈竟な日傭取が、早く、糸塚の前を摺抜けて、松の下に、ごしゃごしゃとかたまった中から、寺爺やの白い眉の、びくびくと動くが見えて、「蜻蛉だあ。
泉鏡花 縷紅新草 青空文庫
作例 · 標準
戦場へ向かう兵士たちの面魂には、勝利への決意が宿っていた。
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挑発された彼は、面魂をあらわにして相手に立ち向かった。
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子供ながらも、その面魂は父譲りの強さを感じさせた。
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