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禁欲生活

きんよくせいかつ
名詞
1
標準
an ascetic existence
文例 · 用例
『明治三十五年、中學生の禁欲生活を目的とする琴聲會と言ふに入り、次第に深入りして、卒業の年迄、一人此氣分を守り遂げる。
齋藤茂吉 釋迢空 青空文庫
神としての資格を完全に得る為、物斎みを家に居てする間の禁欲生活を遂げさせる為、しるしを曲げて縛つて置きなどした信仰伝承があつたかと思ふ。
その外輪に沿うて 古代民謡の研究 青空文庫
万葉では、意義合理化せられてゐるが、女にあはぬ長い間の禁欲生活といふ義を含んでゐた証拠を一つあげる。
その外輪に沿うて 古代民謡の研究 青空文庫
ながめいみは、五月の雨期の忌みが、飛鳥・藤原朝の頃から、農村の重大事となつて来て、其長期の禁欲生活の印象が、此語及び、略形や、其成語などに、媾事遮断の苦痛や、焦慮・空虚感を表す様に導いたと見られる。
その外輪に沿うて 古代民謡の研究 青空文庫
が、もっとも古くは、神の資格を得るための禁欲生活の間に、外からも侵されぬよう、自らも犯さぬために生命の元と考えた部分を結んでおいたのである。
折口信夫 水の女 青空文庫
成年戒を今年授かろうとする者どもはもとより、受戒者もおなじく禁欲生活を長く経なければならぬ。
折口信夫 水の女 青空文庫
かうした持戒の間の禁欲生活の後、をとことなり、をとめとなる。
折口信夫 万葉集研究 青空文庫
祓へを行ふ地方で行れた、五月雨期の男女神人の禁欲生活が、雨障又は、霖忌であつた。
折口信夫 万葉集研究 青空文庫