一走り
ひとはしり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
(short) run
文例 · 用例
そこで、三匹の大きい方の亀が一番小さい大人しい亀に、お前一走り行って傘を取って来いと言うと、小さい亀が言うのには、おれが傘を取りに行ってる間、おれの珈琲飲んでしまう積りやろ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
おとつあんに自転車で一走りいつて来てもらやすむことだで。
— 新美南吉 『疣』 青空文庫
お前はこれから一走りして、近所の友人たちを呼んで来るがいい。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
とにかく、銭湯まで一走り。
— 太宰治 『新樹の言葉』 青空文庫
「これから一走り往ってくるから、寝てておくれ」 旅人は小さな声で返事をしました。
— 田中貢太郎 『死人の手』 青空文庫
それ迄もないと思うたけに見なんだが……」「……いかにも……御尤も様で、それでは鳥渡一走り御免を蒙りまして……」「……気の毒千万……」「どう仕りまして……飛んだお妨げを……」 老亭主の佐五郎はソソクサと出て行った。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
きっと人に見つからずに、中山まで参ります」 厨子王は十歩ばかり残っていた坂道を、一走りに駆け降りて、沼に沿うて街道に出た。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
で、私はともかく背中の袋を妻に渡し、何だか厭に蒸し暑くなつたので上着を脱いで、一走りで靴を拾つて来ようと思ひ、そのわけを、ちよつと扉のうちに向つていひ残さうとした刹那であつた!
— 牧野信一 『山峡の村にて』 青空文庫
作例 · 標準
急いでいたので、駅まで一走りした。
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運動不足解消のために、毎朝近所を一走りするようにしている。
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仕事の休憩中に、気分転換に公園を一走りしてきた。
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