人離れ
ひとばなれ
名詞
標準
decline in attendance (shopping district, workplace, etc.)
文例 · 用例
はじめは軽蔑した超然とした態度で、一人離れて、携帯のライカで景色など撮していたが、にわかに柚木に慣れ慣れしくして、柚木の歓心を得ることにかけて、芸妓たちに勝越そうとする態度を露骨に見せたりした。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
しかるに二人の話し合っている姿態から顔の表情に至っては全く日本人離れがしている。
— 寺田寅彦 『LIBER STUDIORUM』 青空文庫
頓て、此集會も終ると、十|時間近で、いよ/\弦月丸へ乘船の時刻とはなつたので、濱島の一家族と、私とは同じ馬車で、多の人に見送られながら波止塲に來り、其邊の或茶亭に休憇した、此處で彼等の間には、それ/\袂別の言もあらうと思つたので、私は氣轉よく一人離れて波打際へと歩み出した。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
――若しも言ふならば、何時しか私は、自分自身の問題を何處までも机の上で取扱つて行かうとする時代の傾向――知識ある人達の歩いてゐる道から、一人離れて了つた。
— 石川啄木 『硝子窓』 青空文庫
船首に一人離れて青い服を着た土人の子供がまるで無関係な人のようにうずくまっていた。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
夜になったら、藁や薦を持って往ってあげましょう」 子供らの母は一人離れて立って、この話を聞いていたが、このとき潮汲み女のそばに進み寄って言った。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
同じ村内に住んでゐるのではあるが、兩人の居る所から此家までは一里近くも人離れのした峠を越さねばならぬので、夜間などやつて來るのは珍しい方であつた。
— 若山牧水 『姉妹』 青空文庫
彼処に一人離れていらっしゃる方が、富田さん!
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
シャッター街と化した商店街には、見る影もなく人離れが進んでいた。
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イベント会場の人離れが早く、予定より早く閉場することになった。
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リモートワークの普及で、オフィス街の人離れが加速している。
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標準
differing from a typical person
作例 · 標準
彼は一般的な感覚からかけ離れた、少し人離れした考え方をする。
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その芸術家は、独自の感性を持ち、どこか人離れした雰囲気を漂わせている。
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彼の言動は常識的でなく、周囲からは人離れしていると見られていた。
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