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荒魂

あらたま異読 あらみたま
名詞
1
標準
wild spirit (one of the aspects of the soul of a kami)
文例 · 用例
山の気の神処の澄み、岩が根の言問ひ止み、かいかがむ荒素膚の荒魂の神魂び、神つどへる水上は思ふべきかな。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
(ほうたるよ)狼荒魂まどろまず。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
力よ、荒魂飛び搏くと、勢ひ蹴るひと空や、はたはた、ああ、はたはた、光の、陽のしじまの耿たる幅乱すと。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
事代主の神は父大國主の神の和魂をうけつぎ、建御名方の神は同じ父神の荒魂をうけついだといはれてゐる。
島崎藤村 山陰土産 青空文庫
眞淵の言葉を借りていふなら、荒魂和魂雙つながら兼ね具はならないところのない人麿のやうな大きな詩人のたましひを生みつけた山陰の西部に、明治年代からの文學者、故人としては森鴎外漁史、島村抱月君、現存の人としては中村吉藏君などの仕事を結びつけて考へて見ることもおもしろい。
島崎藤村 山陰土産 青空文庫
和魂(ニギミタマ)と荒魂(アラミタマ)、つまり優しい魂と荒々しい魂の両方を持っている。
一つの追憶 勇子 青空文庫
和魂荒魂を尊うのも、決して悪いことではない。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
西宮廣田神社の祭神が天照大神即ち大日靈尊のに荒魂であると云ふ説(「日本記」)も明かに學人の後作説であつて、寧ろ神功皇后とも八幡同體とも云ふとした俗傳(「二十二社本縁」)の方が眞相に近い。
竹内勝太郎 淡路人形座訪問 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日荒魂について考えている。
荒魂という言葉は日本語で重要だ。
彼は荒魂の意味を理解している。
この文には荒魂が含まれている。