幻辞.com

独り言

ひとりごと
名詞頻度ランク #6683 · 青空 822
1
標準
soliloquy
文例 · 用例
いつか熱が出て床に就いて、誰も居ない部屋にただ一人で寝ていたとき、何かしら独り言を云っていた。
寺田寅彦 追憶の医師達 青空文庫
つまり観念的な理窟に義理立てしなかったから――今でもこういうものを作ったら便利だと思うんだが」 はじめ、かなり私への心遣いで話しかけているつもりでも、いつの間にか自分独りだけで古典思慕に入り込んだ独り言になっている。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
T「てっきり彼奴」 と独り言、T「朝ッぱらから一稼ぎしてやがるかも知れ無えぞ」 其辺で鉄五郎クルッと踵を反して走り去る。
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
T「俺は巾着切」 と言って、T「あんな堅気の娘さんに……」 と言って、T「俺の様なやくざ者が惚れるのは間違いだ」 泌々と独り言
山中貞雄 恋と十手と巾着切 青空文庫
T「淋しいな」 側の半次が相槌打った「淋しゅう厶んしょうね」T「今更、鬼神組と 喧嘩した、あの頃が 懐かしい」 泌々と独り言云う大吉。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
仲蔵なかば、独り言の様に、T「立派な親が ないからだ」 尚も強く、T「立派な家柄がないからだ」 遂に常日頃心の底に秘めて居た欝憤が涙と共に迸り出た。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
小生意気な役者が(与市兵衛でも、勘平でも何でも結構)吐き出す様に、独り言
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
そして、独り言、T「そんな強い先生に 一度、遭って 見たい」 と言った。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
ウィキペディア

独り言(ひとりごと)とは、会話の相手が存在しないにもかかわらず、発声を伴う言語を口にする行為、およびつぶやかれる「ことば」である。

出典: 独り言 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0