入交
いりまじり
名詞動詞-サ変
標準
mixing with
文例 · 用例
姉の家で普請をしていた時に、田舎から呼寄せられて離屋に宿泊していた大工の杢さんからも色々の話を聞かされたがこれにはずいぶん露骨な性的描写が入交じっていたが、重兵衛さんの場合には、聴衆の大部分が自分の子供であったためにそういう材料はことさらに用心して避けたものと思われる。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
善人で、酒もしいては飲まず、これという道楽もなく、出入交際の人々には義理を堅くしていて、そしてついに不遇で、いつもまごまごして安定の所を得ず今日が日に及んだ翁の運命は、不思議な事としか思えない。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
はじめの中は一廻も太ったように思われて痒さが耐らなかったが、しまいにはげっそり痩せたと感じられてずきずき痛んでならぬ、その上を容赦なく歩行く内にも入交りに襲いおった。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
」 六 やがて入交って女中が一人、今夜の忙しさに親類の娘が臨時手伝という、娘柄の好い、爪はずれの尋常なのが、「御免遊ばしまし、あの、御支度はいかがでございます。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
」六 やがて入交って女中が一人、今夜の忙しさに親類の娘が臨時手伝という、娘柄の好い、爪はずれの尋常なのが、「御免遊ばしまし、あの、御支度はいかがでございます。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
」 と清葉は半ば独言に云うと、色傘を上へ取って身繕いをする状して、も一度あとを見送りそうな気構えに、さらさらと二返、褄を返して、火の番の羽目を出たが、入交って、前へ通そうとするお千世と、向を変えてまた立留まった。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 と入交いになった向を直して、巡査は半身を反るがごとく、肩を聳やかして衝とまた角燈を突附けた。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
が、入交るのに、隣の客と顔が合うから、私は裏梯子を下りて、鉢前へちょっと立った。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
都会の喧騒と自然の静けさが入交り、不思議な雰囲気を醸し出していた。
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「わあ、色んな国の言葉が入交ってる!」観光客は感嘆した。
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異なる文化や価値観が入交ることで、新しいアイデアが生まれることもある。
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