ふんだくる
ふんだくる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to snatch
文例 · 用例
「これは与られないよ」「与れなけりゃ、ふんだくるばかりだ」「遣っつけろ、遣っつけろ!
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
出さなきゃ、ふんだくるわよ」 お加代はいきなり相手の手を掴んだ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
そこでは、何でもふんだくる者が紳士であることは、十八世紀の英国のゼントルマンとすこしも変わることはなかった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
「んよ、か、会社の金持ばかり、ふ、ふんだくるくせに」 カキの貝殻のように、段々のついた、たるんだ眼蓋から、弱々しい濁った視線をストオヴの上にボンヤリ投げていた中年を過ぎた漁夫が唾をはいた。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
大きな金持のところへ入つては、百兩二百兩といふ金をふんだくる。
— 塚原蓼洲 『兵馬倥偬の人』 青空文庫
「そんげに亭主風が吹かしたけりゃ稼いで来たらええでねえか、毎日さ、よくも人の米をふんだくるだよ!
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
婦は又「毎日人の米をふんだくる」と事毎につけて悪罵するではないか。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
でこっちへふんだくる、それだけで当方用はない。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
作例 · 標準
駅前の雑踏で、すれ違いざまに肩掛けカバンをふんだくられてしまい警察に駆け込んだ。
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兄弟喧嘩の末に、兄が弟の手から新しいゲームのコントローラーを無理やりふんだくった。
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サッカーの試合中、相手のディフェンダーの隙を突いて巧みにボールをふんだくった。
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標準
to charge (an exorbitant price) for
作例 · 標準
観光客相手のぼったくりバーに入ってしまい、たった一杯の酒で数万円もふんだくられた。
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車の修理を依頼したところ、必要のない部品の交換までされて高い工賃をふんだくられそうになった。
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あの悪徳業者は、高齢者を言葉巧みに騙しては高額な手数料をふんだくっているらしい。
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