可塑性
かそせい
名詞名詞-の形容詞
標準
plasticity
文例 · 用例
六月九日 水 女性のうちに先天的に与えられた驚くべき可塑性、或は順応性が、新らしく与えられた境遇に対して、忽ち、今までの「我」というものを溶かせ始めるのに対して、独立の意識と、個性の力とがとりくむのではあるまいか。
— 一九二〇年(大正九年) 『日記』 青空文庫
最良の小麦粉は水を加えてペースト状にしたときに、非常に粘りこく(gluey)、可塑性(ductile)のある、弾性的なペーストであり、捏ねるのが容易で、切れないで、伸ばしたり、平らにしたり、どちらの方向にも引張ることの、できるのが望ましい。
— A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 『食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)』 青空文庫
悍ましい可塑性及び一時的な不可視化に関するベールで隠された仄めかしがあり、他方では、颶風を制御し武器として用いることに関する断片的な囁きがあった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
そのホールはある驚くべき存在――千八百万年後の未来、知られざる冥王星以遠の惑星に居住する半可塑性生物――の囚われの精神が粘土で作ったあるものが安置されていた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
作例 · 標準
粘土は、その可塑性の高さから様々な形に加工できる。
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金属の可塑性は、鍛造や圧延といった加工技術の基本となる性質だ。
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この素材は、加熱すると可塑性が増し、成形しやすくなる。
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