鈴懸
すずかけ
名詞
標準
plane tree (esp. the Oriental plane, Platanus orientalis)
文例 · 用例
二 青空が広く、葉は落ち尽くし、鈴懸が木に褐色の実を乾かした。
— 梶井基次郎 『雪後』 青空文庫
それと向きあって路の右側に石の門と土塀の一部が残り、街路に面して二三本の半焼けになった鈴懸の樹のある所があって、その門の敷石の上に、右の手と頭に繃帯をしたシャツに腹掛けの運漕屋の親方らしい男が腰をおろしていた。
— 田中貢太郎 『死体の匂い』 青空文庫
この作中に出る人々の名は学者上りの若い浪人鈴懸紋弥。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
地方藩出の青年侍、鈴懸の友人二見十郎。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
一上目黒渋谷境、鈴懸の仮寓、小さいが瀟洒とした茶室造り、下手に鬱蒼たる茂み、上手に冬の駒場野を望む。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
鈴懸、炉に炬燵をかけて膝を入れながら、甘藷を剥いて食べている。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
(女、鈴懸を指し)とんとこちらを狐にしたような男振り。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
夜更け、燈火の灯影に鈴懸炬燵にあたって、仮寝している。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
作例 · 標準
街道沿いの鈴懸が、秋の深まりとともに鮮やかに色づいている。
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鈴懸の大きな葉が歩道を埋め尽くし、カサカサと心地よい音を立てる。
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街路樹の鈴懸が作る木陰で、しばし夏の強い日差しを避けて休んだ。
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標準
hemp overgarment worn by Shugendō practitioners
作例 · 標準
山伏が白い鈴懸を身にまとい、険しい山道を一心に登っていく。
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修行者がまとう鈴懸には、いくつもの結袈裟が揺れている。
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伝統的な行事で、鈴懸姿の男たちが勇壮に法螺貝を吹き鳴らした。
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