維氏
維氏
名詞
標準
文例 · 用例
彼の「維氏美学」の如き、「理学沿革史」の如き飜訳でも、少しも直訳の臭味と硬澁の処とを存しない。
— 幸徳秋水 『文士としての兆民先生』 青空文庫
是れ維氏美学の一節である。
— 幸徳秋水 『文士としての兆民先生』 青空文庫
或はその中の研究で、私が先にやつたことを後に王國維氏がやつたのが、今日では王國維氏の創説のやうになつて居る部分なんぞありますが、ともかく一通り歴史の起源といふやうなことに就て、その時考へて見たのであります。
— 内藤湖南 『支那歴史的思想の起源』 青空文庫
四 余が文学上の書籍に親しんだのは中学卒業の一年前位からの事で、前言った通り『国民の友』、『早稲田文学』、『しがらみ草紙』、『城南評論』、それに近松物、西鶴物、露伴物、紅葉物、高田早苗氏の『美辞学』、中江篤介訳の『維氏美学』、それらを乱読して東都の空にあこがれていた。
— 高浜虚子 『子規居士と余』 青空文庫
彼の名は漢字で代威斯、第維氏などと書かれた。
— 小倉金之助 『黒板は何処から来たのか』 青空文庫