物差し
ものさし
名詞頻度ランク #22642 · 青空 67 例
標準
ruler
文例 · 用例
コンパスや物差しを持って来て寸法の比例を取ったりしたが、鏡が使ってあるだけにこの仕事は静物などの場合のように簡単でない。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
なにしろほんとうの顔と鏡の顔と、ほんとうの物差しと鏡の中の物差しとこの四つのもののうちの二つを比較するのだから時々頭の中が錯雑して比較すべき物を間違えたりする。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
「どうして……」 駄目ですか――という眼で、小沢はちらと道子の顔を見ると、道子はキッと唇を噛みながら暫く、あらぬ方を見つめていたが、やがて、「著物差し押さえされました」 本を読むような、表情のない声で言って、ふと、微笑むといつものえくぼが浮かんだ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
信玄は陣形を十二段に構え、迂廻軍の到着迄持ちこたえる策をとり、百足の指物差した使番衆を諸隊に走らせて、諸隊その位置をなるべく保つようにと、厳命した。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
その頃、薙髪していたので、伝心|月叟と名乗り、大峰の山伏であるが、祈祷の巻物差しあげたいと云う。
— 菊池寛 『真田幸村』 青空文庫
秋田の教師たちが中心となって、同じく一九三〇(昭和五)年に創刊された『北方教育』は、文学的な美意識を物差しとし、方言をマイナスの要素ととらえた『赤い鳥』の綴方を乗り越えようと試みました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
今回ツールキットのマニュアルを読んで初めて知ったが、英語の編集の世界にもこうした審美の物差しがある。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
」「そんなことを云つてゐた日には、どんな酷い目に遇ふか解つたものぢやない、自分の心のまがつてゐるのも気附かないで――」「まがつてゐたつて、まがつたなりに素直なら好いだらう、例へば大工の物差しは、あのやうにまがつてゐたつて、それでちやんと役に立つんだからね。
— 牧野信一 『「悪」の同意語』 青空文庫
作例 · 標準
長さを測るために物差しを使います。
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この物差しはプラスチック製で軽くて使いやすい。
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線を引きたいときは、物差しで真っ直ぐに引くと綺麗に見える。
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