陰謀家
いんぼうか
名詞
標準
conspirator
文例 · 用例
僕はまた廷臣としての、また大胆な陰謀家としての彼をも知っていた。
— THE PURLOINED LETTER 『盗まれた手紙』 青空文庫
実に大革命末期からナポレオン時代、つづいて第二帝政時代と三代に亙っての大陰謀家たるボリュームが髣髴とし、湯気を立てている。
— 宮本百合子 『バルザックについてのノート』 青空文庫
それからその破廉恥な陰謀家はきつと外にもいろいろな手筈を整へて置いて、それが警察の探索で引つ張り出されると、罪が一層確實に潔白な君に負はされるやうに仕組んであるよ。
— ロバート・ルイス・スティーヴンソン 『醫師と旅行鞄の話』 青空文庫
彼等はむしろ押勝以上に策師であり、智者であり、陰謀家であり、利己主義者であり、かつ、礼節も慎みもなかつたから、押勝の専横に甘んじて、その下風に居すはる我慢がなかつたのである。
— 坂口安吾 『道鏡』 青空文庫
九条兼実という九条家始祖の関白は藤原氏歴代の中で特に実利派の陰謀家であるが、しかし彼の日記「玉葉」なるものを三頁よむと、虚器を人格化している感情は身についているね。
— 飛鳥の幻――吉野・大和の巻―― 『安吾の新日本地理』 青空文庫
世故に長けた才物で、腹をたち割ればなかなかの陰謀家でもある彼は、色ごのみにかけても決して他の廷臣たちに引けをとらないのだが、さすがにこればかりは、どうにもならなかつた。
— 『白鳳』第二部 『鸚鵡』 青空文庫
但し市會及び市參事會の小野心家小陰謀家は、却つて此の清廉潔白を窮屈に感ずるものあるやも知れざれども、市民の輿望は此に歸せり。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
但し市会及び市参事会の小野心家小陰謀家は、却つて此の清廉潔白を窮屈に感ずるものあるやも知れざれども、市民の輿望は此に帰せり。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
作例 · 標準
主人公の前に立ちはだかるのは、冷酷な陰謀家だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
物語の黒幕は、何十年も前から計画を練っていた大物陰謀家だったのだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、その狡猾な手口から、政界の陰謀家として恐れられていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
小説の中の陰謀家たちは、いつも裏で糸を引いている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite