半歩
はんぽ
名詞
標準
half step
文例 · 用例
「よもやそんなことはあるまい、あるまいけれど、な、わしの銅像をたてるとき、右の足を半歩だけ前へだし、ゆったりとそりみにして、左の手はチョッキの中へ、右の手は書き損じの原稿をにぎりつぶし、そうして首をつけぬこと。
— 太宰治 『葉』 青空文庫
軌道の枕木の間隔が、一歩には狭く、半歩には広く、ひどく意地悪く出来てゐて、甚だ歩きにくかつた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
以て氏郷が危険を物の数ともせずして、自分の身を自分が置くべきとする処に置いた以上は一歩も半歩も退かぬ剛勇の人であることが窺い知られる。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
とにかく東京から一歩でも、半歩でもなんでも外へ出る。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
中野学士は思わず半歩ほど後へ退った。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
因って二里半歩み巨勢へ往き薬を求め還って見れば小舎の近傍に板箕ほど大きな蹟ありて小舎に入り、入口に血|滴りて妻子なし。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
文字数の多い漢字をアウトラインフォントに置き換える作業が進められていたこの時期は、業界の半歩先の動きをレポートしようと狙っていたその雑誌が特集を組むには、実に適当なタイミングでした。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
そのことを通じて、これまで人が積み上げてきた膨大な本の世界を、もう半歩前進させる。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
作例 · 標準
彼より半歩前に出ることで、主導権を握った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
慎重に半歩ずつ進み、危険な場所を乗り越えた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ダンスでは、細かなステップとして半歩の動きが重要になる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash