織物業
おりものぎょう
名詞
標準
textile manufacturing
文例 · 用例
彼は、一八三八年のイギリスの手工毛織物業者の没落と滅亡に対して目をみはったのであった。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
実際一八三四―五年の印度総督の報告は「毛織物業者の骨は、インドの平原を白くしている」とのべている。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
織姫の町で、女の方が金銭的に主役であるというばかりでなく、織物業という浮草家業の性格が本質的に女性的なのである。
— 坂口安吾 『桐生通信』 青空文庫
織物業は目下はなはだ不振で、桐生の町はデフレの上にも不景気らしく、メーンストリートの古いデパートまでパチンコ屋に身売りという昨今であるが、警察の交通整理同様に不景気もこのお祭にだけは歯がたたないのである。
— 坂口安吾 『桐生通信』 青空文庫
桐生市の主として織物業のダンナ方が集って、桐生ゴルフクラブというのができた。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
これを関東織物業中心地帯の資本家兼地主たり、かつかかるものをその多彩な「志士」活動の社会的地盤とした渋沢栄一の戊辰前史と比べてみれば、思い半ばにすぎるものがあろう。
— 服部之総 『福沢諭吉』 青空文庫
しかし、毛織物業者並びにまた綿織物業者の有する財貨と機械との合計は、二百名の人間を一年間使用した労働の結果であり、またはむしろ百名の人々の二年間の労働の結果であろう。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫
しかるに穀物は百名の人間の一年間の労働によって生産されるであろう、従ってもし穀物が五〇〇|磅の価値であるとすれば、毛織物業者の機械と毛織布との合計は一、〇〇〇|磅の価値でなければならず、そして綿織物業者の機械と綿製品もまた、穀物の価値の二倍でなければならない。
— PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 『経済学及び課税の諸原理』 青空文庫