バルト
バルト
形容詞-語幹頻度ランク #18362 · 青空 43 例
標準
Baltic
文例 · 用例
ぎょっとして振りむくと、馬場の右脇にコバルト色の学生服を着た背のきわめてひくい若い男がひっそり立っていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
コバルトの空には玉子色の綿雲が流れて、遠景の広野の果の丘陵に紫の影を落す。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
スマ子女史はワイシャツの縫目からミス・フランセのコバルトの細巻をとりだして火をつけると、蒸気のこもった部屋に水沫のように緑色の煙を吐き出して、――だが、人に聞くと君はちかごろ恋のテクニックに夢中なんですって?
— 吉行エイスケ 『職業婦人気質』 青空文庫
コバルト山地なべて吹雪のたえまより、 はたしらくものきれまより、コバルト山地山肌の、 ひらめき酸えてまた青き。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
画工さんは立処にコバルトの絵の具を溶いたし、博士は紫の蝶を追つて、小屋うらの間道を裏の林に入つたので。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
寝ころんで本を読んでいると白いページの上に投じた指の影が、恐ろしく美しい純粋なコバルト色をして、そのかたわらに黄色い補色の隈を取っているのを見て驚いてしまってそれきり読書を中止した事もある。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
「お日さまは、今日はコバルト硝子の光のこなを、すこうしよけいにお播きなさるやうですわ。
— 宮沢賢治 『まなづるとダァリヤ』 青空文庫
プルシャンブリューでは無論なしコバルトでも濃い過ぎるし、こんな空色は書きにくいと小山はつぶやきながら行った。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
作例 · 標準
バルト海沿岸の国々は、独特の文化を持っている。
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この琥珀はバルト地方で採れたもので、希少価値が高い。
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バルト三国を巡る旅は、歴史と自然に触れる貴重な体験だった。
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