あらら
あらら異読 あれれ・あららら・あれれれ・あらららら・あれれれれ
感動詞
標準
tsk tsk
文例 · 用例
ふぶき萩原朔太郎くち惜しきふるまひをしたる朝あららんらんと降りしきる雪を冒して一目散にひたばしるこのとき雨もそひきたりすべてはくやしきそら涙あの顏にちらりと落ちたそら涙けんめいになりて走れよひたばしるきちがひの涙にぬれてあららんらんと吹きつけるなんのふぶきぞ青き雨ぞや
— 萩原朔太郎 『ふぶき』 青空文庫
つめたき西の風きたり、 あららにひとの秘呪とりて、粟の垂穂をうちみだし、 すすきを紅く燿やかす。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
あらら木のたらたら坂に樹の蔭もなし。
— 泉鏡花 『龍潭譚』 青空文庫
」 栄蔵は声をあららげていつた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
忽ち屏風をあららかに引き退けて飛び込んだものがある。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
エリス帰りぬと答うる間もなく、戸をあららかに引き開けしは、半ば白みたる髪、悪しき相にはあらねど、貧苦の痕を額にしるせし面の老媼にて、古き獣綿の衣を着、汚れたる上靴を穿きたり。
— 森鴎外 『舞姫』 青空文庫
一人の声はあららかにそつけなく聞えたり。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『病院横町の殺人犯』 青空文庫
」 この時、二点三点、粒太き雨は車上の二人が衣を打ちしが、瞬くひまに繁くなりて、湖上よりの横しぶき、あららかにおとづれ来て、紅を潮したる少女が片頬に打ちつくるを、さし覗く巨勢が心は、唯そらにのみやなりゆくらむ。
— 森鴎外 『うたかたの記』 青空文庫
作例 · 標準
あらら、何かこぼれてしまった。
あらら、思った以上に大変だ。
あらら、そんなことになってたんですか。
子どもは何か悪いことをするとあらら、と言う。