駒を進める
こまをすすめる
表現動詞-一段
標準
to advance to the next stage (e.g. in a tournament)
文例 · 用例
花吹雪を浴びて駒を進める八幡太郎義家の姿は、日本武士道の象徴かも知れない。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
定まった約束の下に駒を進めるよりも、自由奔放に、自分の思ったところへ駒を飛ばし、王が取られようが、味方の軍が全滅しようが、何ら頓着なしに駒を戦わし、一局に朝から晩まで費やし、自由の作戦で敵の駒を取ったり取り返されたりする……彼らにとっては、これほど面白い競技はないのに違いない。
— 上村松園 『花筐と岩倉村』 青空文庫
――放恣で大胆な若者は黒馬に跨がり、腰に手を当てて、横かぶりにした帽子も勇ましく、駒を進めるのであるが、母は泣き泣きその後を慕つて、息子の鐙を掴み、馬銜に捉まり、取り縋つて、熱い涙を降りそそぐ。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
大将軍九郎御曹司、川の岸に駒を進めると、逆巻いて流れる水の面を見渡していたが、家来の反応を見ようと思ったのか、「すさまじい水勢じゃ、淀、一口へ向うか、それとも河内路へ廻るべきか。
— 第九巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
準決勝で宿敵を破り、ついに決勝戦へと駒を進めることが決まった。
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厳しい予選を勝ち抜き、多くの新人が本選に駒を進めている。
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着実に勝利を積み重ねて、タイトル獲得に向けて一歩ずつ駒を進める。
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