尾扇
びせん
名詞
標準
tail fan
文例 · 用例
其の一行にはお梅の乳母のお槇と医師坊主の尾扇が加わっていた。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
「あなたは、高野の御家中でござりますね」「さようじゃ」「それなれば、売られませぬ」「なんじゃと」「御意にいらぬ其の時には、どのような祟があるかも知れませぬ、他でお求めになるがよろしゅうございます」 尾扇が喜兵衛の後からぬっと出た。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
「まあ、まあ、どうしたものだ、そんな愛嬌のない」それから尾扇に、「これは昨日雇われたばかりで、楊枝の値段もろくに判らねえ女でございます、どうかお気にささえないで」 喜兵衛は尾扇を抑えた。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
」「引っぱったって延びせん――そんなことしよったらうしろへころぶぞ!
— 黒島伝治 『二銭銅貨』 青空文庫
(三味線) 三弦、三線、三皮前、三びせんなどいろいろの名がある。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
「先生、会費三百円ね」 と、山崎がかっぱえびせんの袋を芝にトスした。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
通知表もらったら、笑ってばかりもいられんだろう」 といって、えびせんをひとつ、口に放りこんだ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
かっぱえびせんぐらいじゃ、とりもどせない。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
シャコは強靭な尾扇を素早く動かして水を押し出し、水中を驚くべき加速力で移動して獲物を捕らえる。
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豪華な皿の上に盛り付けられた伊勢海老の立派な尾扇が、ライトを浴びて赤く鮮やかに輝いている。
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甲殻類の尾扇は、尾節と一対の尾肢が組み合わさることで、舵取りや推進力を生むための重要な器官となっている。
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