文面
ぶんめん
名詞頻度ランク #13617 · 青空 470 例
標準
contents of a document (esp. of a letter)
文例 · 用例
あなたのお手紙の文面が、やさしく正直なのも大きな悦びでありましたが、それよりも何よりも、私にはあのお手紙の長さが有難かったのです。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
――そして短い文面の不思議に嚴かな力は、此度も彼女をその命に從はせるのであつた。
— 梶井基次郎 『川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン』 青空文庫
私はそのお手紙を読ませていただき、岩見先生というお方は本当に、厳粛な、よい先生だとは思いましたが、その裏には叔父さんのおせっかいがあったのだという事も、そのお手紙の文面で、はっきりわかるのでした。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
その文面はこの若い女が全く慧鶴を未来の夫と思い定め、自分を離れて遠く起居している青年僧に向って、しきりに寂しさ恋しさをかこつのであった。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
その文面だけでは、姉の喜美子とその大学生がどんな交際をしていたのか、道子には判らなかったが、しかし、読み終って姉の机の抽出の中を探すと果して鴎外の「即興詩人」の文庫本が出て来た。
— 織田作之助 『旅への誘い』 青空文庫
明日子の文面には、彼女がぼくを誘惑しようとした浮気な女でないことが、明瞭にあらわれているではないか。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
東京の金魚業一同は踏み止まって倍層商売を建て直すことに決心した」 これは商売人一流の誇張に過ぎた文面かと、復一は多少疑っていたが、そうでもなかった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
それは文面の終いの方に同じ淡々とした書き方ではあるがこういうことが書いてあった。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
作例 · 標準
久々に届いた彼からの手紙の文面には、新生活に対する不安と期待が率直な言葉で綴られていた。
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契約書の文面を隅々まで注意深く確認し、不明な点があれば署名する前に必ず弁護士に相談してください。
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謝罪のメールを送信したが、そのあまりにも事務的な文面がかえって相手の怒りを増幅させてしまった。
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