興信
こうしん
名詞
標準
文例 · 用例
」「おおかた民間の興信所から回されてきた人々だ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
自分と交際のある凡ての人間に就いて、彼は、一々興信所的な方法で身許調査を行つてゐるもののやうだ。
— 中島敦 『かめれおん日記』 青空文庫
「この手紙がついてからすぐ、僕は紳士録だの興信録をあけて見たんだ。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
「そのお客さんが来るまで、どうだい君、興信録でも見て、あらかじめ予備知識を得ておいては?
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
私は、さつき興信録で、ひろ子の家が、牛込区の、ある高台の邸町にあることを知つていたので、乗ると直ぐに行先をつげたのであつたが、車が余り早く走つて、この楽しいドライヴを少しでも短くはしないかひそかに恐れていた。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
この人の現在は興信録にある通りだ。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
小川君、君はいつか僕のオフィスで秋川駿三が何という家から秋川家に入つたか、ということを興信録で読んだはずだつたね」 こういわれて私ははじめてそのことを思い出したのである。
— 浜尾四郎 『殺人鬼』 青空文庫
僕は向うの国の興信録をしらべてみましたが、医者としてマクレオの名なんか見当りませんよ。
— 海野十三 『人造人間事件』 青空文庫